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「しつこい」ことは本当に悪なのか。私はしつこい性格に何度も助けられてきた

「しつこい」ことは本当に悪なのか。私はしつこい性格に何度も助けられてきた

「しつこい人」

この言葉には、あまり良いイメージがありません。

何度も同じことを言う。
空気を読まない。
相手が嫌がっているのに引かない。

実際、私も「しつこい人は嫌われる」と思っています。

だからこそ、人間関係ではできるだけ気を付けるようにしています。

ですが一方で、私は自分の「しつこい」という性格に何度も助けられてきました。

今回は、しつこさにも良い面があるのではないかという話を書いてみたいと思います。


しつこさは、人に向けると嫌われる

最初に誤解のないように言っておきたいのですが、私は何でもかんでも食い下がることが良いとは思っていません。

相手が明らかに嫌がっているのに何度も連絡する。

断られているのに諦めない。

自分の意見を押し通そうとする。

こうした「しつこさ」は、人間関係を壊してしまいます。

私自身も、それで失敗したことはあります。

だから最近は、「ここは引くべきだな」と思ったら、以前より素直に引けるようになりました。

年齢を重ねて、少しは学んだのでしょう。


それでも、譲れない場面はある

ただ、仕事や自分との約束には、簡単に引いてはいけない場面があります。

私が会社員だった頃、ある仕事で図面への承認サインが必要になりました。

相手は室長クラス。

部長よりさらに上の立場で、とても忙しい人でした。

「あとで見ておくよ。」

そんな一言で終われば、そのまま何日も止まってしまう可能性があります。

私は、その日は引きませんでした。

図面を開き、ボールペンを差し出して、

「申し訳ありません。今ここでお願いします。」

そうお願いしました。

相手から見れば、かなり面倒な部下だったと思います。

逃げようと思えば逃げられる状況でした。

でも、その承認がなければ次の工程へ進めません。

結果として、その場でサインをもらうことができました。

もちろん、相手を困らせたいわけではありません。

仕事を止めないためです。

あの場面で遠慮していたら、責任を果たせなかったと思っています。


筋トレも同じだった

趣味の筋トレでも、この性格は役に立ちました。

筋トレは、多くの人が途中でやめてしまう趣味です。

始める人はたくさんいますが、続ける人は驚くほど少ないと言われています。

私も、最初から高い目標があったわけではありません。

大会に出たいとも思っていませんでした。

誰かに見せたい身体を作りたかったわけでもありません。

ただ、「今日もやるか」と思って続けただけです。

やる気がある日もあれば、面倒な日もあります。

疲れている日もあります。

それでもやめませんでした。

私は特別に意思が強い人間ではありません。

どちらかと言えば、しつこかっただけです。

この「しつこさ」が、一年、二年と積み重なり、今では生活の一部になっています。


ブログも、結局は同じだと思う

最近はブログを書いていますが、これも筋トレによく似ています。

記事を書いても、すぐには読まれません。

検索順位も上がりません。

収益も出ません。

ここで多くの人がやめてしまいます。

「向いていなかったのかな。」

そう思って終わる人も少なくありません。

私も結果が出ない時期は何度もありました。

それでも続けています。

理由は、「絶対に成功する」と信じているからではありません。

途中でやめるのが悔しいからでもありません。

ただ、しつこく続けているだけです。

私は昔から、才能よりも継続のほうが大事だと思っています。

そして継続できる人は、意志が強いというより、「しつこい人」なのかもしれません。


「しつこい」は、向ける相手が大切

ここまで書いてきて思うのは、「しつこい」という性格そのものに善悪はないということです。

相手に向ければ嫌われることがあります。

しかし、自分の目標や仕事、趣味に向ければ、大きな力になることがあります。

だから私は、自分のこの性格を完全になくしたいとは思っていません。

必要な場面では、この性格に助けられてきたからです。

もちろん、使い方は気を付けなければいけません。

相手の都合を考えず、自分の気持ちだけを押し付けるのは違います。

その一方で、「ここだけは譲れない」という場面では、簡単に諦めない人でありたいとも思っています。


おわりに

「しつこいね。」

これは、あまりうれしい言葉ではありません。

できれば言われたくありませんし、人にもそう思われないように気を付けています。

でも、自分の人生を振り返ると、私を支えてくれたのは、このしつこさだった場面が何度もありました。

仕事で責任を果たせたこと。

筋トレを続けられたこと。

ブログを書き続けられていること。

どれも才能があったわけではありません。

ただ、途中でやめなかっただけです。

だから私は、「しつこい」という性格を短所だけとは考えていません。

人に向けるのではなく、自分の目標に向ける。

そんな使い方ができれば、しつこさは決して悪いものではなく、自分を支えてくれる力になるのではないかと思っています。

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