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バイク乗りが夏場の灼熱を笑って語る理由。その答えは、筋トレや登山にも共通していた。

バイク乗りが夏場の灼熱を笑って語る理由。その答えは、筋トレや登山にも共通していた。

バイク乗りは、なぜか夏の苦労話を楽しそうに話します。

「排熱で足が焼ける。」
「渋滞では熱中症になりそう。」
「マフラーで火傷した。」

普通に考えれば、「そんなに大変なら乗らなければいいのに」と思う話ばかりです。

ところが本人たちは、どこか誇らしげで、どこか楽しそう。

そして、ふと気付きました。

この人たち、バイクだけじゃない。

筋トレ好きも、登山家も、ランナーも、みんな苦労話を笑って話している。

「苦しい」はずなのに、どうして笑えるのでしょうか。


筋トレ好きも、登山家も、みんな同じだった

筋トレ好きは言います。

「今日は脚の日だったから階段が地獄。」

登山家は笑いながら話します。

「最後の300メートルで心が折れた。」

釣り好きは、

「朝3時に起きたのに、一匹も釣れなかった。」

キャンパーは、

「夜中に大雨が降って、テントの中まで濡れた。」

どれも決して楽な出来事ではありません。

むしろ、その瞬間だけを切り取れば「もう二度とやりたくない」と思っても不思議ではない話ばかりです。

それなのに、しばらくすると笑い話になっています。

なぜなのでしょう。


苦労が好きだから?

最初は私も、

「この人たちは苦労そのものが好きなんだ。」

と思っていました。

でも、考えてみると違います。

真夏の渋滞なんて暑くないわけがありません。

筋肉痛は痛いに決まっています。

登山は苦しくて当然です。

誰だって、その瞬間だけならできれば避けたいはずです。

では、何が違うのでしょう。


一つだけ共通点がありました

私が気付いた共通点は、とてもシンプルでした。

全部、自分で選んだ苦労だった。

誰かに命令されて真夏にツーリングへ行ったわけではありません。

誰かに強制されて筋トレをしたわけでもありません。

自分で「やりたい」と思って選び、その先にある楽しさや達成感を知っている。

だから、苦労が意味を持つのです。

バイクなら、風を切って走る爽快感。

登山なら、山頂から見える景色。

筋トレなら、昨日より少し重い重量が上がる喜び。

苦労は目的ではありません。

その先にある楽しみへ向かう途中で、自然と付いてくるものなのです。


苦労話は「自慢」ではなく「共感」

バイク乗り同士が、

「夏は本当に足が熱いよね。」

と笑い合う。

筋トレ好きが、

「今日は歩けない。」

と言って笑う。

登山家が、

「もう途中で帰ろうかと思った。」

と笑う。

これは「自分はこんなに頑張った」という自慢ではないように思います。

「わかる、その感覚。」

という共感なのです。

同じ趣味を持つ人だからこそ分かる感覚。

だから苦労話が盛り上がるのでしょう。


どれも「積み重ねる趣味」だった

ここで、もう一つ気付きました。

バイク、筋トレ、登山、マラソン、ゴルフ、楽器。

一見まったく違う趣味ですが、共通点があります。

どれも、一日で上手くなるものではありません。

少しずつ積み重ねる世界です。

昨日より少しだけ上手くなる。

昨日より少しだけ強くなる。

その小さな積み重ねが楽しいから、途中の苦労も思い出になります。

趣味そのものよりも、「成長している感覚」を楽しんでいるのかもしれません。


この考え方は、仕事にも少し似ている

ここから先は、私自身の考えです。

もちろん、苦労なら何でも価値があるとは思いません。

意味のない苦労や、ただ消耗するだけの努力もあります。

でも、自分で納得して選んだ挑戦には、不思議と前向きに取り組めることがあります。

そして、時間が経つと、

「あの頃は本当に大変だった。」

と笑って話せるようになる。

趣味も、仕事も、その点は少し似ているように感じます。


まとめ

バイク乗りが真夏の灼熱を笑って語る理由。

その答えは、筋トレや登山にも共通していました。

人は苦労そのものを楽しんでいるのではありません。

自分で選んだ苦労の先にある景色や成長を楽しんでいる。

だから、あれほど大変だった出来事も、時間が経つと笑い話になるのでしょう。

この記事を書きながら、私自身も考えていました。

自分には、苦労まで思い出になる趣味がいくつあるだろうか、と。

苦労を避ける趣味ではなく、苦労ごと好きになれる趣味。

そういうものを一つでも持っている人は、きっと人生を長く楽しめる人なのだと思います。

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